関口知宏さん講演会 [鉄道]

先週20日にNHKで列島鉄道12000Kmの旅などでおなじみの関口知宏さんの講演会があったので行ってきました。
内容はもう少し鉄道の話題が出るかと思っていたら、そうでもなく自分の人生観などを語った内容でした。
もう少し日本中を旅した話の裏話なんかも聞きたかったです。

それにしても日本中のJRの路線を全線走破したり、海外(中国、ドイツ、スイス、イギリス、スペイン)なども旅してしまうのだからすごい(ある意味羨ましい・・・)

楽しい1時間半でした。

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さよなら特急「富士・はやぶさ」 [鉄道]

3月13日を持って寝台特急「富士・はやぶさ」が廃止されました。
この日は東京へ出張になり、会議が終わり東京駅へ向かいました
湘南ライナーを大崎駅で降り山手線に乗り換え東京駅に向かいます。
品川、新橋、と東京駅に近づくにつれ東海道線側のホームには鉄道ファンがいます。
東京駅に着き出発ホームに行きましたが、ホームには鉄道ファンなどでごった返し思うように進めません。
もう先頭車付近や、最後尾側にはいけませんでした。
ホームでは駅員が必死にアナウンスをしています。
上空には取材と思われるヘリコプターも飛んでいます。
すごいお祭り騒ぎです。帰宅後ニュースで知りましたが3000人もいたとか・・・
各車両の入口にはJR社員が2人ぐらいずつ乗客以外の人が車内に入らないように、乗車券を見ています。
手持ちのコンパクトデジカメでこのくらいしか写真が撮れませんでした。

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東京駅よりは鉄道ファンが少ないかなと新橋駅まで戻り、ホームで通過するのを見送ろうと移動します。
結構サラリーマンが携帯のカメラで写真撮ってます。

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自分はEF65牽引の時代がブルートレインの全盛期と言う思いで一番好きでした。

あの頃はまさか貨物用に作られたEF66がブルートレインを牽引するとは思いませんでした。

このブルートレインは1958年に誕生した「あさかぜ」が一番好きでした。(自分と同じ年!)
東海道のブルートレインの中で最後まで残った「富士」・「はやぶさ」50年間ご苦労様でした。


スイス鉄道 City Night Line [鉄道]

この写真は2007年にスイス、チューリッヒ駅で撮影したものです。
City Night Lineと言われる国際寝台列車です。
この車両はベッドではなく座席タイプになります。
(2の数字の下に座席のアイコンが見えると思います)

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ヨーロッパでは国を超えて直通の夜行列車がまだ数多く走っています。
旅慣れた人だったらこんな列車で夜を移動に使って各国を周れるんでしょうね。

日本では来週3/13をもって寝台特急「はやぶさ・富士」の運転が廃止となります。
理由は乗客が減ったから・・・企業としてみれば採算の取れないものは廃止になる。
当たり前のことですが、名物列車がなくなるのも寂しいものです。

スイスの鉄道 コレクションその1 [鉄道]

今回はクイズではありません。
写真に写っている時計ですが、スイス国内の駅にほとんど同じデザインで設置して有ります。

チューリッヒ駅17番線は少々クラシック調?
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インターラーケン西駅
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チューリッヒ駅18番線
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雪をかぶった、ベルニナ線Ospizio Bernina駅
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ブリーグ駅
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ルツェルン駅
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ルツェルン駅の前にあるモニュメントに付いている時計は秒針がありません。
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このデザインはスイスの鉄道会社の標準です。その後、スイスの時計メーカー、MONDAINE社がこのデザインを引き継ぎ腕時計や壁掛け時計など発売しています。SBBのオフィシャル時計として有名です。
実際にはSBB以外の鉄道会社でも丸かったり、四角だったりデザインは変りますが、基本的なデザインは同じです。

デザインはシンプルで視認性がよく、赤い秒針がとても可愛らしく自分も気に入ってます。
昔はこのような形の札を持って、駅員が出発などの合図を送っていたそうです。

実物の時計を駅で見ているととても面白い動きをします。
秒針が12時位置で一回止まります。59秒まで来て0秒で一回止まり、分針が1分分進み同時に秒針が動き出します。
つまり59秒から1秒までは2秒間ではないのです。
これはStop to Goと言って、0秒をスタートする時に駅全ての時計に同期信号が送られ、毎分ごと0秒で時刻あわせをします。(言い換えると1分間の精度が出ていない?)
しかしこの単純な方式で駅全ての時計が同期しています。

このような方式は日本でも企業などに取り入れられていますが、実際にこの動きを見ると何かユーモラスで愛着がわきます。

電波時計でも同じ原理で常に1秒後と電波と同期している訳ではなく、1時間に1回とか24時間に1回、電波を受信して時刻あわせをしています。その間はその時計の精度となります。



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この写真の左は新婚旅行でベルンに行った時に、駅の窓口で自分用に買ったお土産です。
懐中時計ですが、既に電池が無くなりそのままです。(早く動かさないと・・・)
懐中時計のせいか非常に正確で気に入ってました。
右の腕時計は日本の店で購入しました。現在ではネットショップやオークションを探せば簡単に購入できます。



スイスの鉄道 ホームにて [鉄道]

またまたスイスの鉄道の写真ですが、この数字とアルファベットは何を表しているのでしょうか?

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これはヨーロッパなどで使われていますが、ホームの番線と乗車位置を示しています。
数字は何番線という日本と同じです。
アルファベットは乗車したい列車の編成の位置を表します。
ホームなどにある時刻表をみて自分の乗る列車の編成を調べます。
1等車はどの辺りか?2等車はどの辺りかと言う事を自分で駅にある時刻表で見ます。
(スイスの場合1等車は車両に黄色の帯が有ります)
これは同じ方面の列車でも編成によって連結位置が変ります。

1等車に乗ろうと思ったらホームのどの位置に停車するかが、A、B、C~などと書かれいてます。
これを見てホームのAとかDの位置付近に行って列車を待ちます。
そうすると大体その付近に乗りたい車両が止まると言う訳です。

日本のように数cmの誤差で停車しているのと違いやや大雑把です。
日本なら何号車グリーン車の乗車位置という所に立ってれば、そこにピタリと止まるのとは少々違います。

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大きい駅などは、上の写真のような表示板に大体の乗車位置が出ています。
(下側の1とか2が列車の等級でA~Dがホームの位置です)

これから旅行に行かれる方参考になれば幸いです。

今回の旅行では経験ありませんが、同じホームを行き先の違う2つの列車が同時に使用する事も有るそうです。
その時にこのA、B、Cなどのアルファベットでどちらの列車なのかをあらわしているそうです。
日本だったら同じ線路上に接近した列車がいること自体ありえないのですが、海外では出発する列車が走り出し、その数十メートル後方に後続列車がホームに入り込んで来る事もあるそうです。
自分は今回ルツェルン駅で、進行方向を変えた列車が出発して、すぐ後ろをそれまで牽引していた機関車が追いかけるように発車したのを見てます。

複線区間も上り下りで左側通行とかの概念も無く、工事区間などは反対側車線を走る事もあるそうですよ。
合理的といえば合理的かも知れませんが。





スイスの鉄道 踏切の話 [鉄道]

スイスに旅行に行ってきた時撮影した踏切りの写真ですが、日本の踏切と大きな違いは何でしょうか?

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正解は色の使い方です。
スイスに限った事では有りませんが、欧州などでは遮断機など白で塗装されています。
日本は大半が色と黒ですよね。

面白い事を前ニュースで見たのですが、日本では遮断機が降りても強行突破する車が多いそうです。
一歩間違えば事故になるのですが、遮断機の竿を追って逃げる車が多いそうです。
このような踏切には監視カメラを設置して№を記録し後から損害賠償を求めているそうです。

そこで試しに遮断機の色を白に変えた踏切が登場したそうです。
そしたら、見事に遮断機が降りてから入り込む車が減ったそうです。

白と言えば日本では白の御めでたい時に使う色ですよね。
しかし色はやっぱり注意!にしかとらないのでしょうか?
のような静止/禁止と言った効力が無いのかも知れません。

不思議ですよね。

信号機の止まれを意味するはなぜ色なのか?
それは人間の脳が色の波長を一番感じやすいからです。その逆に色は脳に鈍感だからです。
色はその中間です。

は光源が遠くに有ったり光量が小さくなったりすると白っぽく見える事を経験した事があると思います。
いい例が遠くの信号機なんかはハッキリ見えるけどは何色なのか見えにくいと言う事、有りませんか。

よく車の車幅等を喜んで白やから色なんかに変える人がいるけど、あれは他人からは自分の存在を見えにくくしているだけで危険なんですよね。
話がそれました。
日本の踏み切りもいつか白になるかも知れませんね。



スイスの鉄道 このマークは? [鉄道]

この写真のアイコンの意味、わかりますか?
唇を押さえるアイコンです。


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これはおしゃべり禁止の意味です。
旅行中、このマークある車両は出来るだけ乗らないようにしました。
IC2000(2階建て車両)でよく見かけました。
1階席に設けられているようです。
この車両の乗ったら会話はしてはいけないのです。
(もちろん携帯電話もダメ)
ビジネスマンには好評のようです。

いつもは眺めの良い2階席に乗ってましたし、自分たちは遊びで来てますから、無言のまま乗っててもね・・・

鉄道無線 [鉄道]

鉄道の撮影をする時に必須アイテムとして、無線機を持って歩いています。
これは遅れや事故などの情報があった時に交信を聞くためです。
(電波法により傍受した内容は第3者に話してはいけません)
後は列車近接無線を受信するためです。近接無線は主にJR東日本で多くの線が採用されています。
これは撮影時に準備するのにおおいに役に立ちます。

無線機はアイコムのIC-R5を使用中です。空線キャンセラーが付いている為、交信の無い時に聞こえるピー音をキャンセルしてくれるものです。(NEC方式と言うのだそうです)

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アンテナは純正ではなく北辰産業のMT-340WSと言う鉄道無線の周波数にあわせたものを使用しています。
長さが34cmもあるので携帯には不便です。(この時は純正品に変えますが)
気のせいか若干感度は上がったような・・線路から5Km離れた自宅でも何とか受信できます。(今までは聞けなかった)

電池は今までアルカリ電池を使っていたのですが、弱くなると誤動作?し操作不能に陥る事がしばしば有りました。
最初は不良かと思い修理に出そうかと思っていたところ、Panasonicの充電式乾電池EVOLTAを購入し使用したところとても調子が良いのです。電池がなくなるまで誤動作はありません。

低温にも比較的強く、車の中に起きっ放しでも急に無くなる事は有りません。
我が家では電池(特に単三電池)はかなりカメラ関係で使用してましたので、元が取れそうな製品には充電式に変えている所です。カメラのストロボのように電流を流し消費の激しいものはたぶんすぐに元が取れます。

※追記 残念ながら北辰産業は平成20年3月末にて廃業したそうです。(09/02/14)
アイコムのHPはこちら
http://www.icom.co.jp/products/amateur/products/receiver/ic-r5/index.html





長野県って(写真追加) [鉄道]

私の住んでいる場所は長野県です。今日新聞の地方版に、長野県とNEXCO東日本とNEXCO中日本が共同で観光振興や高速道路の有効活用に協力し合うと言う調印を結んだと言う記事があった。

長野県の場合高速道路は南と北で中日本と東日本が分け合っている。もちろん長野県以外にも2社入り込んでいる場所はある。自分もよく高速を利用するが県内のSAなどに寄ると、案内所に置いてある冊子をもらうのだが、隣り合ったSAで2社の別々の冊子をもらう事が出来る。

さて長野県にはJRは何社乗り込んでいるでしょうか?


答えは4社です。JR東日本、JR東海、JR西日本、JR貨物 これは日本一です。JR西日本というのが意外なんですが、大糸線南小谷駅より北は西日本なんです。
松本駅の自動販売機では3つの会社線の切符が買えます。何気なく暮らしてる長野県ですが、これってある意味自慢なのか日本の中心位置にただあるだけの田舎なのか、県民としては複雑です。

JR関係では日本一も有ります。日本一高い駅(小海線、野辺山駅)日本一急勾配(飯田線、沢渡~赤木 40‰)など・・
下の写真は昭和50年代前半の頃の飯田線40‰の勾配です。当時は日本一急勾配は横川~軽井沢の碓氷峠でした。
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以前はホームに温泉がある駅(中央線、上諏訪駅)なんてのも有りましたね・・今は中央道、諏訪湖SAの温泉が引き継いでいます?

田中康夫知事が居なくなってから、全国ニュースでも話題があまり取り上げられなくなった気もするのですが・・・


「信越本線開業120周年」号SL運転の巻 2008.11.22 [鉄道]

今回は昨年2008年11月22日~24日まで行われたSL信越本線開業120週年記念 号のリポートです。
写真はビデオからのキャプチャーです。

長野~黒姫 2往復運転されました。
長野発8時50分、13時30分発です。帰路は黒姫10時16分発、15時18分発の2往復です。

22日(土)に時間が取れたので、牟礼駅~黒姫間で撮影するため、上信越自動車道 信州中野ICまで行きそこから18号線で線路沿いに走ります。
この日は暦では小寒、昨日降った雪が牟礼の辺りから白くなっています。高速も家を出るときは信州中野ICから先はチェーン規制出ていました。
9時35分牟礼駅を出発した辺りで1回目を撮影します。線路からやや離れているいる場所にカメラをセットします。
周りにも人が大勢います。この手のイベントは普段鉄道に興味ない人も押しかけてきますから、マナーなんかあったもんではないです。
後から来て人の前でカメラを取り出しいきなり構えるなど・・それを避ける意味でもやや高い位置で構えます。

牟礼駅を出発したSLの汽笛やドラフト音が聞こえ始めました。
しばらくし目の前をSLがゆっくりと走ります。予想以上の煙でした。
若干計算違いでした。(普段煙の出ないものばかり撮っているのに煙の量の目測を誤ります。
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次に向かった場所は先ほど撮影した所より数Kmほど黒姫側に行きます。
ちょうど国道の下側になる場所です。

ビデオの場合スティルカメラ撮影場所と違って、音も気をつけないといけません。
この場所は国道がそばを通っており車の通過音がうるさく失敗しました。
後、気になるのが田んぼなどの用水路です。普通に流れているのであれば良いのですがちょっとした段差が有ると結構水の音が気になるものです。
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この辺は編集時に音を小さくして列車の通過音で水の音がマスキングされた辺りからレベルを大きくするかマイクをカメラから離すしかないです(あまり離れると音と画が合わなくなりますが)

2回目の通過は黒姫駅付近で撮影です。待っている時は人がほとんどいませんでしたが通過時刻が近づくにつれ近所の人達も周りに集まってきます。
こう言うイベントなので人が多い雰囲気も映っても気にしないようにしています。
来た時には昨日の雪が結構あったのですが、待っている間にどんどん融けていってしまいました。
(これなら最初の便をこちら側で撮って置けばよかった後悔・・・)
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待ってる間189系も撮影、このほか今日はJR東日本長野支社の彩号も運転されています。
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帰路の便は古間駅付近で撮影します。黒姫山がバックに映る場所です。
帰路はSLではなくDLが重連で牽引しますがこのDD16ももうすぐ引退と噂されており貴重な記録になります。
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この区間は1994年10月に運転されたSLアップル号以来の運行となります。機関車は今回と同じくD51-498です。



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